更生保護施設

●更生保護施設の概況 

  • 更生保護施設とは、更生保護法に基づいて運営される施設です。
    犯罪や非行を犯した人の中で、更生意欲があっても保護者などの引受人がなく 適当な住居がないなどのために更生を妨げられるおそれがある人たちに一定期間 宿泊や食事を提供し、更生を果たすために必要な指導や援助を行い,その再出発を支えています。
    元来,更生保護施設は,犯罪や非行をした人たちの経済的な自立を助けることを主な目的としてきました。
    しかし, 昨今の社会情勢の変化に伴い,例えば情緒的な問題を抱えているなど,社会になかなか順応できない人が多くなってきました。
    そのため,最近では,欧米で研究・開発された教育プログラムを導入するなど,処遇の専門施設として変化を遂げています。 
  • 更生保護施設は全国に約100ヶ所あります。

全国の更生保護施設

●更生保護施設の役割

  • 更生保護施設は,入所者の再犯防止を目的としています。
    そのため,施設の職員は,昼夜を問わず24時間体制で入所者の指導助言にあたっています。 
  • 入所者が抱える問題は、発達段階や生育環境によって大きく異なってきます。
    中には、立ち直りたいという意思はあっても、人とのコミュニケーションが苦手である,お酒や薬物がどうしても止められないといった問題から、同じ過ちを繰り返してしまう人もいます。そうした問題性に対応するため、更生保護施設では、地域の医療・福祉・教育機関などと連携して、以下のような専門的な学習・教育プログラムの導入を始めました。
    なお,このような専門的プログラムは,更生保護施設の入所者以外にも実施しています。